北九州市長選を見て

北九州市長選挙について                  
選挙結果について、あまり大きな新聞記事をみませんでした。
自民・公明・立憲民主が組んだ選挙で、「惨敗」をしたわけですから、それなりに反響は大きいと思います。
記事を拾ってみました。
オリコンニュース
2月5日に投開票された北九州市長選挙、選挙界隈にとって注目度が高い選挙でもあったと思います。新人4人が立候補した中で、票を争ったのが現職4期目の引退により自民・立憲民主・公明・国民民主の4党から推薦を受けた津森洋介氏と、過去に自民党から県知事選挙に出馬経験もある無所属新人の武内和久氏でした。一部保守分裂となる構図の選挙戦の結果は、 12万6839票で政党推薦を受けずに「市民党」をうたった武内氏の勝利となり、投開票5日の22時前に当選確実。一方で、組織戦を前面に打ち出していた津森氏は11万2614票で落選しました。新しい市長の誕生に多くの注目を集めた今回の選挙で勝敗を分けたポイントは何だったのでか。
日経
無所属新人4人が争った北九州市長選は、与野党4党が相乗りで推薦した現職の「後継候補」が、組織の後ろ盾がない候補に敗れる予想外の結果となった。分裂選挙に陥った自民党が、大物議員の存在も絡んでまとまらなかったことが最後まで尾を引いた。関係者からは今春の統一地方選への影響に懸念の声が上がる。
西日本新聞
5日投開票された北九州市長選で、政党推薦ゼロの元厚生労働省職員武内和久氏(51)が、与野党相乗りの組織選挙を展開した元国土交通省職員津森洋介氏(47)=自民、立民、公明、国民推薦=を破った衝撃は、東京・永田町にも広がった。政令市など大型首長選で与野党相乗り候補が敗れるのは異例。既存の政党政治に対する有権者の不信が浮き彫りとなった。統一地方選への影響は必至で、各党とも組織戦の在り方など民意をいかにしてつかむか、抜本的な対応見直しが迫られる。
北九州市長選(開票終了)
当 武内 和久 無新   126,839
  津森 洋介 無新   112,614
  永田 浩一 無新    28,336
  清水 宏晃 無新    27,788
自民党に対しては、防衛予算の大幅増(戦争に巻き込まれる危険性)、統一協会との関係のうやむや、物価高騰に対する無策等の批判が票に結びつかなかったのではないでしょうか。
公明党に対しては、「平和の党」として名前を売っていましたが、自民党にすり寄っただけで、ブレーキにもなってないし、「カルト集団」的な影が表面化してきている結果、支持層が分裂しているのでしょう。
立憲民主党にしては、イズミ某の右傾化に国民が嫌気を持っています。また、地方政治に対して、なれ合いの姿勢、腰の弱さが、国民に見透かされています。もっとしっかりしてもらいたいものです。
北九州市長選で、これからの政権奪取(地方も国政も)の歩み寄りが大きく変わったと思っています。
スジを通して、政策を浸透させましょう。
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